あなたが設備保全の仕事でキャリアアップするために、何が必要か考えていますか?日々の仕事の中でキャリアアップを意識していますか?

今回は設備保全の仕事におけるキャリアアップについて考えてみたいと思います。

 

キャリアアップとは何か?

キャリアアップとは、文字通りキャリアをアップさせることです。つまり、あなたの職務遂行能力を向上させること、職務経験を高めていくことです。

その結果、あなたの役職や地位が上がる、給料が上がること、これがキャリアアップです。

 

つまりあなたが設備の一担当者からグループリーダー、プロジェクトリーダー、マネージャーと役職が上がり、給与も増えていくことがキャリアアップです。

 

計算する

 

むろん、設備保全のスキルを磨き、必要な資格を取得し、専門知識を深めるなどの努力が必要です。技術面だけでなく、部下を使う立場になるには労務管理、人事管理の手腕も必要となります。

 

まずは3年先、5年先を見据えてあなたのキャリアアップを考えてみてはどうでしょう。もしもそのプランが今の会社で叶わないとなれば転職も選択肢となります。

 

転職サイトを参考に考えるキャリアアップ

大手転職サイトDODA(デューダ)の職種図鑑によると、モノづくり系エンジニアの職種でサービスエンジニアを調べてみると、次の転職先としては機械設計、回路設計、生産技術、あるいは建築、土木系エンジニアとしての設備保全などが上位に上げられています。

 

これはなるほど、もっともだと納得できます。サービスエンジニアとしてのキャリアを活かしたキャリアアップ、あるいは専門資格を更に活かしたキャリアアップを実現している訳です。

むろんこのようなキャリアアップはあなたが意識して準備をしない限り、偶然には起きません。あなたがいくら強運、幸運の持ち主であっても、運だけに頼って何とかなるものではありません。

願いが叶うと言うことは、準備とチャンスが出会うことです。チャンスに出会うことは運だけでも可能かも知れません。しかし、せっかくチャンスに出会っても準備が出来ていなければ願いは叶いません。

 

では、設備保全の仕事をやりつつ、将来のキャリアアップに向けての準備は何をすればいいのでしょうか?

何かの専門資格を取得する?独学でスキルを身に着け、知識を増やす?

確かにそうした準備は絶対に必要です。

 

そこで1つお奨めの方法があります。それは、転職サイトからあなたがキャリアアップしたいと思う仕事の求人情報を調べることです。

例えば、あなたが設備保全から生産技術職へキャリアアップを考えているとします。それなら実際の生産技術職の求人・転職情報を色々探してみることです。

 

パソコン操作

 

大手転職サイトDODA(デューダ)で生産技術職を検索すると公開案件だけで2000件弱も出てきます。これらの求人情報を見ていると、あなたが設備保全から生産技術へキャリアアップするのに何が必要か、また生活がどう変わるのか、具体的にイメージすることが出来ます。

 

むろん、必ずしも転職する必要はありません。今の会社にいてキャリアアップが叶えばそれに越したことはありません。

要は転職情報として見るのではなく、キャリアアップの条件として見るわけです。

 

DODAの求人から生産技術へのキャリアアップを考える

ではここで1件、具体例を見てみましょう。

まずはあなたもよくご存じの京セラ株式会社の生産技術職の求人からです。(2018年11月調べ)

 

京セラ株式会社(東証一部上場)

【生産技術の仕事内容】
工場の生産性向上を目指し、自動化・省力化を実現する装置の仕様決定や、メーカーとの打合せ・発注、装置の搬入・立ち上げ、さらに作業手順書作成などの業務を行う。

 

【必要条件】
大卒以上で、機械、電気、化学など理工系の学部・学科を卒業していること。

 

【優遇する実務経験】
◎いずれかひとつでも該当する方は優遇!
・商品技術、生産技術、機械設計、製造技術、商品開発など
・生産設備の機械設計、制御設計、量産
・新製品の製品設計、工程設計、量産
・各種材料開発の設計、量産
・製造現場の自動化・省力化関連業務

 

【求める人物像】
・積極的に技術力を高めていきたい方
・コミュニケーション重視して周囲の仲間と連携できる方
・モノづくりの醍醐味を堪能できる職場で働きたい方

 

【年収例】
・630万円(月給29万円+賞与+各種手当)/技術系総合職(30歳)
・720万円(月給33万円+賞与+各種手当)/技術系総合職(35歳)

DODA 2018年11月19日調査

*DODA(デューダ)で詳しく見る

 

いかがでしょう。この京セラの求人情報を見ると、生産技術職とはどんな仕事をやるのか分かります。

そして生産技術の仕事をやるためにはどんな技術を習得すればいいか、どんな知識を増やせばいいか、それも分かります。

 

そして、年収例を見ればキャリアアップした後のあなたの生活がイメージできることでしょう。ここには載せませんでしたが、福利厚生や休日、休暇などの条件を見ればよりイメージは鮮明になります。

 

今のは京セラの例でしたが、DODAには他にも2000件近い生産技術の求人が出ています。色々と探してみて下さい。

そして、今の会社にいてはキャリアアップは無理だと思えば転職も選択肢の1つとして考えればいいと思います。

 

同じ設備保全でキャリアアップを考える

先ほどの例は設備保全から生産技術へのキャリアアップを狙う場合の参考です。しかし、キャリアアップに職種変更が絶対必要と言う訳ではありません。

設備保全職を継続しながら、より高度な技術、専門分野へ挑戦する、あるいは活躍の場を広げるなどのキャリアアップを目指す道もアリです。

 

例えばあなたが現在、電気設備の保守保全を行っているとします。電気工事士や電気主任技術者の資格も取得しているとします。

そして今までのキャリア、資格を活かして活躍の場を広げたい、更なるレベルアップを図りたいと希望しているとします。

そこでその望みが叶うような設備保全の求人を探します。ここでは旭化成の例を紹介しましょう。

 

旭化成株式会社(東証一部上場)

【電気設備の仕事内容】
・工場の電気設備担当(設計・保全)
・電気設備に関する設備設計、仕様書作成及び発注業務、施工管理業務
・設備管理、予実算管理の実施業務

 

【以下の経験者歓迎】

・各種プラントでの設備設計や保全業務の経験
・発電設備に関わる経験

 

【以下の有資格者歓迎】

・電気主任技術者
・高圧ガス製造保安責任者(甲種化学、甲種機械)
・主任公害防止管理者、第一種公害防止管理者(大気・水質関係)
・エネルギー管理士(熱・電気分野)
・ボイラー技士
・高圧ガス製造保安責任者(第1種冷凍機械)
・電気工事施工管理技士
・計装士
・計量士

 

【給与例】

・総合職 年収573万円/30歳/月給32.2万円
・総合職 年収438万円/25歳/月給24.6万円
・基幹職 年収510万円/35歳/月給28.6万円
・基幹職 年収391万円/25歳/月給21.9万円

DODA 2018年11月19日調査

*DODA(デューダ)で詳しく見る

 

このような求人なら現在の電気設備の保全と言う仕事をベースにしながら、設計業務、施工管理業務も取り込むキャリアアップが狙えます。

あなたが現在働いている会社でこうしたキャリアアップが可能ならそれもいいし、無理なら転職も選択肢となります。

 

まとめ

キャリアアップの道筋を見える形にしたものをキャリアパスと呼びますが、キャリアパスを社員に提示する企業もあります。

キャリアパスを社員に提示することでモチベーションアップを図ったり、長期的な視点で社員教育を行うこともあります。

 

しかし、そんな会社から提示されたキャリアパスだけでなく、あなた自身が望むキャリアアップを考えて下さい。

例えば転職まで選択肢に入っていたとすれば、これは絶対会社から提示されるキャリアパスには入っていません。あなたが自分でプランを作成する必要があります。

 

ヤル気

 

まずは3年先、5年先にあなたがやりたい仕事、実現したいポジション、それを決めて下さい。そして、それを実現するためには何が必要かを調べて下さい。

どんな経験が必要か、どんな資格が必要か。それを調べる材料が転職サイトです。先ほども書いたように、必ずしも転職しなくてもいいのです。

今の会社であなたの望むキャリアアップが可能ならそれに越したことはありません。まずは情報収集から始めてみませんか。

*DODA(デューダ)で詳しく見る