機械いじりが好きな人じゃないと、設備保全とかメンテナンスを仕事にするのは無理でしょうか?

あなたは設備保全の仕事に転職したいと思っているけど、実はそれほど機械いじりが好きでもない。

では、あなたに設備保全の仕事は無理でしょうか?

 

設備屋として20年間仕事をしてきた私自身の経験、そして多くの設備保全スタッフを見てきた経験からあなたにお伝えしたいことがあります。

 

保全マン

 

「設備保全=機械いじり」か?

以前、当サイトで『企業が設備保全要員に求める志向や適性とは?』と言う記事を掲載しました。

これは大手の転職サイトで設備保全の求人に出てくる、「こんな人をぜひ採用したい」と言う企業の求める条件を調べたものです。

 

調べた結果、「機械いじりが好きな人」と言う条件がかなりの求人に見つかりました。

設備保全の求人だから、「機械いじりが好きな人」、これはまぁある意味当然と言えます。機械を触ることが大嫌いな人に設備保全は向いていないでしょう。

 

しかし、設備保全に必ずしも「機械いじりが大好き」である必要はありません。

なぜなら、設備保全とは機械をいじることだけではないからです。

つまり、「設備保全=機械いじり」ではないのです。

 

仮に機械いじりが大好きな人ばかり集めて設備保全チームを作ったとしたら、その組織は多分満足に機能しないと思います。

機械いじりが好きなことが、邪魔になる訳ではありません。ただそれだけでは設備保全は機能しないと言う意味です。

 

機械いじりの他に、こんな仕事も必要

私は半導体工場で凡そ20年間、設備保全の仕事をやっていました。そして設備保全の現場には、確かに機械いじりが大好きなスタッフがいました。

 

しかし、その一方であまり機械いじりをやらないスタッフも複数いました。

では彼らはいったいどんな仕事をやっていたでしょう?

 

それは、こんな仕事です。

 

●設備保全のツールやアプリケーションの作成。

●設備改造のための機械設計、ソフト設計、回路設計。

●設備管理の為のデータ採取とデータ分析。

●顧客との窓口、社内他課との調整業務。

 

こんな仕事です。

こうした仕事も設備保全には必要であり、これらの業務を得意とする人材もまた必要です。

 

むろん、どれも設備保全としての業務ですから、対象は何等かの設備です。

機械いじりはしなくても、生産設備に対する関心、興味がないと務まらない仕事ではあります。

 

例えば設備保全のためのツールとして定期点検マニュアルがあります。マニュアル通りに点検すれば、誰がやっても同じ品質が維持できる、そんなマニュアルが必要です。

 

この点検マニュアルを作る仕事は機械いじりが大好きな人に向いているかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

工具を持って機械にもぐってるのは大好きだけど、デスクワークは苦手、そんな人もけっこう多くいます。

 

逆に点検マニュアルを作るのは得意だけど、機械いじりはそんなに得意じゃない、と言う人もいます。

設備保全の中にも得手、不得手、向き、不向きは存在します。

 

ただ、設備保全のための点検マニュアルですから、設備そのものに対する知識や保全スキルがないと役に立つマニュアルは作れません。

機械いじりが得意じゃなくても、ある程度は自分で保全することが可能なスキルは必要です。

 

また、マニュアルさえあれば品質が完全に維持出来る訳でもありません。機械いじりはあまり得意じゃなくても、あるレベルのスキルがないと保全要員は務まりません。

 

あなたはなぜ、設備保全がやりたいのか?

今も説明したように、設備保全だから必ず機械いじりが大好き、得意中の得意でなければならない、と言うものでもありません。

 

あなたが設備保全の仕事に転職したくて、でも機械いじりはあまり好きじゃない、得意じゃない、と言うことであっても転職出来る可能性は十分あります。

ただ、その場合重要なのは、なぜあなたは設備保全がやりたいのか、その志望動機です。

 

機械いじりが大好き、と言うのは設備保全の志望動機としては大変分かり易く、かつ合理的な理由です。

ではあなたに機械いじり以外の強力な志望動機がありますか?

あなたなりの志望動機を面接官に熱くアピールして納得してもらうことが可能ですか?

それが出来れば設備保全への転職の道は拓けます。

 

当サイトで、『設備保全の面接で一番大事なことは?』と言う記事を載せています。

有難いことに、大変多くの方に読まれている当サイト人気の記事なのですが、この中でこう説明しています。

『面接官にあなたなら工場の設備を任せても大丈夫だと信頼してもらうこと』

これが面接で一番大事なことだと説明しています。

 

機械いじりが大好き、と言うのは設備保全要員としての適性の1つであり、面接官に信頼を得る為のアピール材料になります。

ではあなたが面接官に信頼してもらう為に機械いじり以外のどんなアピール材料を持っているのか、それが問われます。

 

例えば、

 

●機械設計、ソフト設計など、設計業務の経験があるのでそれを活かして設備の改善や改良をやってみたい。

●品質管理の経験があるので、設備安定稼働の為の条件出し、ルール化、マニュアル化などをやってみたい。

●Accessでデータベースを作るのが得意。予防保全を推進するための設備管理の仕組みを構築したい。

 

などなど、あなたを採用すると設備保全の品質が向上する、安定する、合理化出来る、そんなメリットを訴えます。

 

こうしたメリットを実現するのは機械いじりのスキルだけでは無理です。冒頭にも説明したように、「設備保全=機械いじり」ではないのです。

そこにあなたが設備保全で採用され、活躍出来る道が拓けています。

 

まとめ

今回は「機械いじりはそれほど好きじゃないし、得意でもない」と言う人が、設備保全の仕事に転職出来るのか、それをテーマにして記事を書いてみました。

 

本文でも説明したように、仮に機械いじりが好きじゃなくても、設備保全をやりたい強い志望動機があれば道は拓けます。

 

逆に言えば、強い志望動機がないと採用されるのは難しいです。機械いじりは好きじゃなくても、設備保全に関する興味、関心は必要です。

 

設備保全の仕事に転職したいあなたは、まずはあなたのキャリアが活かせる求人を探すことから始めて下さい。

 

それぞれの企業ごとに求める人材は異なります。あなたの経験、能力を最大限評価してくれる企業が必ずどこかにあるはずです。

 

それを見つけるには業界情報、企業情報に精通し、企業との人脈もある転職のプロに相談するのが一番です。

転職エージェント、キャリアアドバイザーに相談して下さい。全てのサービス利用は完全無料です。

 

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