実は私自身が半導体工場を退職した後、ハローワークで設備保全の求人を探した経験があります。

退職後はけっこう色々な仕事をやったのですが、やはりキャリアを活かしたいと設備保全の仕事も探しました。

今回はその当時の私の体験も交えてハローワークの利用法を思いつくまま記事にしてみたいと思います。

 

ハローワーク

 

ハローワークを利用するデメリット

結論から先に言いますと、あなたが設備保全の転職先を探すならハローワークはあまりあてにしない方がいいです。少なくとも、メインの検索ツールにはしない方がいいです。他にメインの方法があって、補助的に利用するならそれもアリかも知れません。

なぜそんな結論に至ったかと言えば、ハローワーク利用に関するデメリットを痛感したからです。それを今から説明したいと思います。

 

1.設備保全の求人件数が少ない

一般に「ハローワークには求人件数が多い」とされ、それがメリットだと言われています。確かにあらゆる職種の求人を探すことが出来、トータルの件数は多いと思います。

ただし、設備保全と言う職種に限定してみると、圧倒的に求人件数が少ないです。特に大企業からの求人情報は皆無と言ってもいいです。

 

これは一地方の事情に拠らず、ほぼ全国どこのハローワークでも同じ傾向にあります。早い話、設備保全の求人を行う企業側がハローワークと言う媒体を利用しないのです。

 

その理由は色々考えられますが、それを説明すると長くなるのでここでは省きます。どうしても知りたいあなたはネットで「ハローワーク 大企業は利用しない」と検索してみて下さい。

ちなみに、東京都で「設備保全」と言うキーワードで検索すると、ヒットしたのはわずか22件のみでした。

 

2.給与、福利厚生に好条件が少ない

どうしても大企業からの求人が少ないので、給与や福利厚生に好条件の求人が少ないです。

例えば、先ほど私が例に挙げた東京都の22件の設備保全の平均月給は、20.3万円~29.1万円です。

 

一方、工場ワークスの設備保全では、正社員募集は41件あり、平均月給は23.2万円~34.2万円となっています。ハローワークよりも3万円~4万円高い金額が提示されています。

また、福利厚生も工場ワークス案件の方が手厚い条件が多くなっています。

 

3.自宅で仕事探しが出来ない

これはデメリットとは言えないかも知れませんが、ハローワークで仕事を探すにはハローワークに出かける必要があります。

確かにネットで自宅にいながらハローワークの仕事を探すことは可能です。しかし、応募するにはハローワークの紹介状が必要なので、必ずハローワークに行く必要があります。

 

しかし、ハローワークが利用出来るのは平日の8時30分~17時15分までです。一部には平日夜間、土曜日利用のハローワークもありますが、本当にごく一部です。

退職した後で仕事を探すには支障ないかも知れませんが、在職中に転職先を探そうと思えば平日に仕事を抜け出すか休む必要があります。

 

また、自宅のパソコンで検索出来る求人はハローワークより数日遅れになることがあります。好条件の求人は早いもの勝ちなので、場合によっては出遅れてしまいます。

 

パソコン

 

私が実感したハローワークで設備保全の仕事を探す時に感じたデメリットは以上です。

しかし、ハローワークにはメリットもあります。次にハローワークで設備保全の求人を探すメリットを説明したいと思います。

 

ハローワークを利用するメリット

1.地元の中小企業の求人が見つかる

先ほどハローワークには大企業からの求人は少ない、給与や福利厚生の条件は手厚い案件が少ないと書きました。それは事実なのですが、一方で地元の中小企業からの求人はハローワークが得意とするところです。

 

給与はそれほど高額でなくても、福利厚生が手厚くなくても、とにかく地元企業に転職したい希望のあなたにはいいかも知れません。

あるいは、小さな会社でもアットホームな環境で仕事がしたいと希望するあなたにはいいかも知れません。

 

もっとも、先に書いた通り設備保全は企業規模によらずとにかく求人件数が少ないので選択肢はそれほど広くありません。

 

2.相談員がいっしょに仕事を探してくれる

私も窓口に座っている相談員の方には色々とお世話になりました。仕事探しから面接のアポ取り、紹介状の作成などをやってくれます。

しかし、ハッキリ言ってこの相談員はピンキリです。本当に親身になって探してくれる人もいれば、そっけない人もいます。

 

実は私が調べたところ、ハローワークの職員は2/3が非正規職員で、最長でも3年しか働けません。3年勤務すると公募となって新規の応募者といっしょになって採用試験を受けなくてはなりません。

そこでまた採用してもらえることもあれば、不採用になる場合もあります。

つい先日まで窓口で失業者の相談に乗っていた職員が、今日は自分が失業者になって相談していると言う、笑えない現実があります。

 

ハローワーク2

 

こんな現場なので、中にはそっけない相談員がいても不思議ではないのかも知れません。ベテランの相談員はあまりいないのです。

ちなみに私が通ったハローワークでは、皆さん親切でした。それでもやはり相談員にもレベルの差はあるなと感じました。

話が横道にそれましたが、とにかくハローワークの相談員があなたと一緒に仕事を探してくれます。

 

まとめ

今回はハローワークで設備保全の仕事を探す時のメリット、デメリットを私の体験も交えて説明しました。

結論として、設備保全の仕事に限定して言うならハローワークで転職先探しはあまりお奨め出来ません。求人件数が少ないこと、好条件が少ないことが理由です。

 

反面、会社の規模や給与より、ぜひ地元に転職したいと希望するあなたには希望が叶う求人が見つかるかも知れません。

私の経験上、設備保全の仕事を探すなら、ハローワークだけに頼るのではなく、他の転職支援サイトをメインに、ハローワークを補助的に利用するのがいいと思います。