あなたが設備保全の仕事を目指して転職するにあたって、パソコンを使いこなすスキルはどの程度必要でしょうか。

むろん、あなたが担当する保全業務の内容によって要求されるパソコンのスキルのレベルも異なってきます。絶対このレベルが必要とか、ここまでは不要とか一概には言えません。

しかし、私の長年の経験から最低でもパソコンのこのレベルは必要だな、と思うレベルは存在します。あくまで、最低レベルの必須とも言えるパソコンスキルです。

それを今回あなたにお伝えしようと思います。まぁ、ハッキリ言って設備保全の経験者はむろん、どんな仕事であっても会社で仕事をする人は、頻度の差こそあれパソコンを使うでしょう。

全くパソコンに触れない仕事、職場は探す方が難しいと思います。

さて、それでは設備保全の仕事で使うパソコンのスキルとはいったいどんなものでしょうか。先ほども書いたように最低これだけは、と言うレベルで言うならこの2つは使いこなす必要があります。

●Excel

●PowerPoint

この2つはパソコンで使いこなすことが必要です。

 

 

もしもあなたが、パソコンでこの2つのソフトを使いこなすことが出来るなら、この先記事を読む必要はありません。ここで止めて別の記事をお読み下さい。

あなたがExcel、PowerPointにあまり詳しくない、使いこなすまでに至っていないなら、ぜひマスターすることをお奨め致します。

なぜこの2つがパソコンスキルとして必須なのか、説明したいと思います。

Excelはデータベース作成に必須

Excelと言えばまさに代表的な表計算ソフトですね。設備保全の現場で保存すべきデータをExcelデータで保存する機会は多々あるでしょう。

また設備の稼働状況やパフォーマンスを分析するためのデータベースをパソコンで作るのもExcelを使います。入力したデータから色んなグラフを作って分析することも普通に行われます。

また設備の保全チェックリストを作るのにExcelを使うこともよくあります。これは表を作るのが容易だからです。保全部品の在庫管理に使うパーツリストなどもExcelを使えば簡単に作れます。

まぁ、Excelのこのレベルは初歩の初歩であり、その気になれば数日でマスター出来るレベルです。

しかし、Excelも奥が深いので、凝ったデータベースをパソコンで作ろうと思えば相当のことが出来ます。例えばマクロ機能を使って複雑な処理を自動化することが可能です。

マクロ機能を使わなくても複数の関数を組み合わせれば、自動計算や自動仕分けを行うことが出来ます。パソコンで大変便利な、使いかってのいいフォーマットを作ることが出来ます。

しかし、あなたが設備保全を行う上でマクロ機能を使いこなしたり、複雑な関数の組み合わせを駆使することはまずないと思います。(可能性を否定するものではありません)

パソコンで初歩的な表計算が出来て、グラフ作成が出来れば大方間に合います。

 

パソコン資料2

 

ちなみに、多くの設備保全の求人で、「Excelが使えること」などとした条件はまず見かけません。ごくまれに、「Excel表計算処理技能認定試験 3級レベルの能力が望ましい」とする案件は見たことがあります。

しかし、多くの求人案件ではわざわざ条件に入れてなくても、当然のようにExcelを使いこなせることが大前提です。まさに「Excel表計算処理技能認定試験 3級レベル」は当たり前なのです。

あなたが設備保全の転職を考えていて、まだExcelを使いこなせない、表計算もグラフ作成も自信がない、と言うなら今のうちに集中的にマスターして下さい。数日やればマスター可能です。

 

PowerPointはプレゼン資料作成に必須

一方、PowerPointはプレゼン資料の作成に必須のソフトです。「いや、私は別にプレゼンなどしないので・・・」なんて思ってるあなた。そうではありません。

大勢の前でプレゼンはしなくても、パソコンでこんなケースはあるでしょう。

●各種のマニュアルを作る。

●業務打ち合わせの資料を作る。

●社内外へ提出する報告書を作る。

要するに、自分以外の人に見せる、提出するドキュメントの作成にPowerPointを使うのです。Excelで作成した表やグラフをPowerPointに張り付けて資料を作成することも出来るし、PowerPoint独自で図を作ることも可能です。

例えばパソコンで作成した、こんなイメージの資料です。

パワーポイントイメージ

図やグラフを挿入した資料は見て分かる、直感的に分かります。しかもPowerPointはプレゼン用のソフトなのでパソコンからプロジェクターで投影すれば会議の席などで大勢の人と共用出来ます。

このPowerPointも使いこなすのはそんなに難しくありません。こちらも数日あればマスター出来ます。実際の資料を作りながら上級者に教えてもらうのが一番効率的なマスター法かも知れません。

 

プレゼン

 

まとめ

これは私の感覚的なものですが、Excelは自分一人の座学でもマスターしやすいですが、PowerPointは上級者に教えてもらった方がマスターしやすい気がします。

と言うのも、Excelは基礎をしっかり自分で勉強すればたいてい間に合います。困った時だけマニュアルを読めばたいてい解決できます。

あくまで基礎が大事、と言う感じです。

一方、PowerPointの方は覚えておく基礎は少ないのですがその分応用範囲が広い感じです。実践の中で使い方を覚え、応用力を磨くといった感じです。

上級者がパソコンで作成した資料を参考にして自分も同じものを作ってみる、作り方が分からない場合はその作成者に聞く、と言った方法が上達の早道だと思います。

 

パソコン資料3

 

今回は設備保全の業務遂行に関して、パソコンを使ってExcel、PowerPointの2つのソフトを使いこなせるよう、マスターしましょうと言うお話でした。