「頼みやすさ」を面接でアピール出来るか?

あなたが30代以上ならここが重要な面接成功ノウハウの1つです。

 

20代までは素直さ、30代からは頼みやすさ

ある転職ガイド本を読んでいたら、こんなことが書かれてありました。

 

面接で合否のカギを握るのは面接官です。その面接官が好印象を持つ人材とはどんな人材でしょう?

業界、業種、職種を問わずほとんどの面接官に共通して当てはまる条件は、

●20代は「素直さ」

●30代以降は「頼みやすさ」

これです。

 

とまぁ、こんな事が書かれてありました。どんな仕事にも共通で言える条件だとしていますが、まさに設備保全でもこの条件は100%当たっています。

 

当サイトでは以前、設備保全の面接ノウハウを記事にしてきました。

設備保全の面接で一番大事なことは?

続・面接で大事なこと

これらの記事には書きませんでしたが、素直さや頼みやすさは非常に重要です。

 

私の経験から、30代以上で仕事の頼みにくい人は使えません。どんなに優れたスキルや専門知識を持っていても使えません。

面接の時に頼みにくい、使いにくい雰囲気を感じたら、たぶん採用しないでしょう。

 

 

ここで指摘している「頼みやすい」「頼みにくい」と言うのは、本来ならその人の仕事ではない案件、拒否されても文句の言えない仕事が対象です。

やって当たり前の仕事に「頼みやすい」も「頼みにくい」もありません。そこは問題になりません。

 

しかし、設備保全に限らず製造現場では日々色々と予想もしないことが発生します。本来なら担当しなくていい仕事をどうしてもお願いする事も出てきます。

例えばオペレーターが誤操作して設備を破損させてしまった。あるいは客先から緊急で設備の仕様変更の依頼が入った。こんな場合です。

 

いくらオペレータの責任だ、チョンボだと言っても生産を止める訳には行きません。残業してでも休日出勤してでも稼働復帰させなくてはなりません。

客先からの仕様変更依頼も簡単に断る訳にはいきません。可能な限り対応するのが今後のビジネスにもつながります。無理を聞いてこその信頼関係です。

 

このように、予定していなかった急な仕事でも、誰かが対応しなくてはなりません。それが簡単な仕事で誰にでも頼める仕事なら、お願いする方も苦労はしません。

しかし、限られた人しか出来ない仕事だったとしたら。その限られた担当者に対してお願いすることになります。

「悪いけど残業して今日中に対応してくれないか。」

「申し訳ないけど、明日の休みに出てきてもらえないか。」

こんな無理なお願いが躊躇なく頼める人材が欲しいのです。

 

残業

 

もっと言えば、

「どうせ誰かがやらなくてはいけないのなら、私がやりましょう。」

と言ってくれたら管理者の立場としては本当に助かります。頼むこちらも悪いと思いながらお願している訳で、そこを察してもらえると嬉しいものです。

 

それを、「私の責任じゃない」「私の仕事じゃない」と言って残業や休日出勤を頭から拒否する人がいます。会社やお客の事情より自分の事情を優先させる人です。

断る理屈は正しくても、だからと言って生産を止めたりお客様の要望を無視することは出来ません。やはり誰かがやらなくてはならないのです。

 

どうやって「頼みやすい」人材をアピールするか

では、あなたが設備保全の面接を受けるとして、どうやって自分は頼みやすい人材だとアピールしますか?

「私は残業でも休日出勤でも嫌がらずにやりますからどんどん言って下さい!」

面接官にストレートに訴えますか?

 

確かにこれもアリです。面接官から急な残業や休日出勤が発生することがあると言われたら、そんな返しも有効でしょう。面接官もあなたの反応が見たくてそんな情報を出している可能性大です。

実際、私も必ず無理な仕事を頼むことがあると伝え、その時どんな反応をするかを見ていました。

 

面接風景

 

しかし、そんなストレートな返しをする展開にならないとしたら、ぜひあなたの方から面接官に質問してみましょう。

「こちらの設備保全では緊急対応が発生することはありませんか?」

こんな質問です。

 

面接官が何かしら事例を挙げて、「こんな緊急事態があります」と説明してくれたら、まずあなたはその話に共感して下さい。

「そうですか。実は私の前の職場でもそんなことがよく起きていました。本当に突然だから困りました。対応するのに全員で苦労しました。」

こんな感じですね。まずは面接官に共感することが大事です。

 

その上で、自分はそんな緊急対応にも進んで協力してきた、この会社でも同じように積極的に対応します、と言うストーリーを展開します。

こんな話をされると面接官としては非常に好印象を持ちます。何のことはない、これは私の経験でそう思います。

 

笑う面接官

 

「そうか、この人も同じ苦労をして来たんだ。その大変さがよく分かっているようだ。この人なら嫌な顔をせずに引き受けてくれそうだ。無理な仕事でも頼みやすそうだ。」

こんな風に思える人材なら、採用の可能性大です。

 

まとめ

むろん保全要員としてのスキルや知識は必要です。しかし、どんなに優れた知識や技術を持っていても、仕事が頼みにくくて気を遣うような人は採用しません。

これは特に40代、50代と中高年になればなるほど、注意が必要な点です。ただでさえ年齢が上の人には無理を頼みにくいものです。

積極的に自分を「仕事を頼みやすい人間」だとアピールする必要があります。

少なくとも、私なら無理の利かない設備保全要員など採用しません。

面接に当たっては、20代なら素直さ、30代からは頼みやすさ、これはとても重要です。専門知識や資格と同じくらい、いやそれ以上に重要かも知れません。

 

この記事以外にも『設備保全の面接で一番大事なことは?』他、何本か面接に関する記事があります。このすぐ下の「関連記事」からお読み下さい。