ボイラー技士の資格とは、労働安全衛生法に基づくボイラーの設置や保全業務を行うことが出来る国家資格です。かつ業務独占資格でもあります。

ボイラーは取り扱いを間違えたり、保全が不十分だと大事故につながる危険性があり、ボイラー技士の資格を持った有資格者しか作業することが法律で許されていません。

従ってあなたがボイラーを設置している工場や施設への転職を希望するなら、ボイラー技士の資格は非常に有利と言えます。

この記事では、ボイラー技士の資格がどう転職に有利なのか、資格の概要はどんなものか、そんなあなたの疑問にお答えします。

 

ボイラー技士の資格は設備保全の転職に有利か?

冒頭でも説明したように、ボイラー技士はボイラーの設置、保全には絶対欠かせない資格です。従ってボイラー技士の需要は安定しています。

主な職種としては、各種プラントエンジニア、発変電所のメンテナンス、ホテルや大型施設などのビルメンテナンス、製造工場のユーティリティ保全などです。

そうした現場にはボイラーが設置されているので必然的にボイラー技士の需要があります。建設会社、ゼネコン、電力会社、メーカー、ビルメンテ請負企業などから求人が出ています。

 

では、実際に大手の転職サイトでどのくらいの求人件数があるか、調査結果をご覧下さい。私が転職サイト7社を調査した結果です。

合わせて年収600万円以上の求人が何件あるかも調べてみました。

 

■ボイラー技士の求人が多い転職サイト

転職サイト 求人件数 年収600万円以上
DODA 119 件 60 件
マイナビエージェント 38 件 25 件
リクルートエージェント 276 件 51 件
パソナキャリア 56 件 26 件
キャリコネ 232 件 94 件
メイテックネクスト 43 件
キャリアカーバー 202 件 21 件

 

上記件数は2019年1月の調査結果です。DODAとパソナキャリアは公開案件だけの求人件数であり、他にも非公開案件があります。

また、メイテックネクストは年収検索機能がないため、600万円以上の件数が分かりませんでした。

 

それから年収金額には幅があります。年収600万円以上の求人には、「450万円~700万円」といった求人も含まれています。必ず600万円以上を保証するものではありません。

 

大手転職サイトの求人件数としては先ほどの表のような結果でしたが、ボイラー設置現場はこんな件数ではありません。もっと多くあります。

あなたが希望する勤務地で希望の年収、福利厚生、勤務時間など、望む求人が見つからない場合は転職サイトのエージェントやアドバイザーに相談して下さい。

非公開案件からも情報を教えてくれます。

 

■ボイラー技士の求人を探すのに役立つ転職サイト

*DODAエージェントサービス

*パソナキャリア

*リクルートエージェント

*メイテックネクスト

*マイナビエージェント

 

これらの大手転職サイトでエージェントサービスを利用して下さい。どのサイトも利用は完全無料です。

ボイラー技士検定の概要

項目 説明(概要)
資格名 二級ボイラー技士
どんな資格か ・ボイラーの取り扱いは労働安全衛生法に基づく「ボイラーおよび圧力容器安全規則」で決まっており、ボイラー技士だけがボイラーの設置や定期点検などの保全業務を行うことが可能です。

・ボイラー技士になるには厚生労働大臣が指定した安全衛生技術試験協会が行う検定試験に合格し、免状をもらうことが必要です。

・ボイラーを設置した企業における設備保全には絶対必要となる国家資格です。

受験資格 ・特別な受験資格は不要ですが、本人確認証明書が必要です。
受験方法 ・試験は毎月1回~2回、全国のセンターにて実施されます。

・受験を希望するセンター窓口へ郵送か持ち込みで試験の申し込みを行います。

・二級ボイラー技士の試験は学科(ペーパーテスト)のみです。ただし、免状を受け取るには所定の実務経験等が必要になります。

・受験料
6,800円

合格率
(2016年)
・58.5%
受験者数 27,211人 合格者数 15,919人
設備保全の転職
に有利か
・ボイラーを設置している企業においては不可欠の資格であり、そこを目指す転職なら断然有利な資格と言える。

 

ボイラー技士検定の追加情報

ボイラー技士検定については非常に多くの情報があり、ここで詳しく説明することが出来ません。ここでは要点のみ簡略してお伝えします。

もっと詳しく知りたいあなたは、このページの最後にボイラー技士の専門サイトを紹介しますので、そちらをご覧ください。

 

◇ボイラー技士検定の受験資格

ボイラー技士には特級、一級、二級の3種類があります。それぞの受験資格は以下の通りです。

●特級ボイラー技士

小規模ボイラーから伝熱面積500㎡以上

受験資格は一級ボイラー技士免許を受けた者。その他にも複数の受験資格あり。詳細は専門サイト参照下さい。このページの最後にリンクを用意してあります。

 

●一級ボイラー技士

小規模ボイラーから伝熱面積25㎡~500㎡以内

受験資格は二級ボイラー技士免許を受けた者。その他にも複数の受験資格あり。詳細は専門サイト参照下さい。このページの最後にリンクを用意してあります。

 

●二級ボイラー技士

小規模ボイラーから伝熱面積25㎡以内

受験資格は特にありません。誰でも受験可能です。

 

◇ボイラー技士検定にはどんな問題が出るの?

●特級ボイラー技士

以下の4科目で、各科目それぞれ1時間、合計4時間の試験です。

・ボイラーの構造に関する知識 6問(100点)

・ボイラーの取扱いに関する知識 6問(100点)

・燃料及び燃焼に関する知識 6問(100点)

・関係法令 6問(100点)

 

●一級ボイラー技士

以下の4科目で、2科目2時間×2=合計4時間の試験です。

・ボイラーの構造に関する知識 10問(100点)

・ボイラーの取扱いに関する知識 10問(100点)

・燃料及び燃焼に関する知識 10問(100点)

・関係法令 10問(100点)

 

●二級ボイラー技士

下記の4科目で、3時間の試験です。

・ボイラーの構造に関する知識 10問(100点)

・ボイラーの取扱いに関する知識 10問(100点)

・燃料及び燃焼に関する知識 10問(100点)

・関係法令 10問(100点)

 

ボイラー3

 

◇ボイラー技士検定の難易度(合格率)

ボイラー技士の合格率は以下の通りです。

●平成28年 ボイラー技士検定 合格率

試験区分 受験者 合格者 合格率
特級ボイラー技士 580人 110人 19.0 %
一級ボイラー技士 5,911人 3,588人 60.7 %
二級ボイラー技士 27,211人 15,919人 58.5 %

 

特級はさすがに難しいですが、一級、二級はどちらも約60%の合格率です。しっかり事前準備をすれば合格が望めるレベルです。

ただし、検定に合格しても免状をもらうには色んな条件があります。このページの最後にボイラー技士専門サイトへのリンクを用意してありますので、そちらでご確認下さい。

ペーパーテストに合格したからと言って、それだけで即、実務に着けるわけではありません。知識の他に技能が必要であり、それを習得していることが免状をもらう条件になります。

 

ボイラー1

 

まとめ

この記事ではボイラー技士の資格が転職にどう有利か、また資格の概要はどんなものか、そんなあなたの疑問にお答えしました。

何しろボイラーを設置しているビル、工場、施設では必ずボイラー技士が必要となります。ボイラーを新規に設置するのにも必要です。

従って、ボイラー技士の需要は安定したものがあり、転職に際しては有利な資格と言えます。

ボイラー技士は業務独占資格なので、転職には有利な資格と言えます。

 

最後にボイラー技士を含む、設備保全、メンテナンスの求人が多い転職サイトを7社紹介しておきます。

 

ボイラー技士のお奨め転職サイト7選

■メイテックネクスト

設備保全、メンテナンスの求人が780件以上(2019年3月。以下同じ)エンジニア職の転職では満足度No1。業界専門コンサルタントが「本当の転職」を提案してくれます。

■キャリコネ

設備保全、メンテナンスの求人が2,000件以上。無料の会員登録で60万社以上の口コミ情報が見放題。

■マイナビエージェント

設備保全の求人が900件以上。東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡で求人を探すあなたに絶対のお奨めサイト。

■DODA(デューダ)エージェントサービス

設備保全、メンテナンスの求人が3,000件以上。DODAは転職者満足度No1。転職支援実績・取り扱い求人数、共に国内最大級。

■リクルートエージェント

設備保全、メンテナンスの求人が10,000件以上。転職実績41万人以上、転職者の67.1%が収入アップ!

■パソナキャリア

設備保全、メンテナンスの求人が1,800件以上。オリコン顧客満足度ランキングの転職エージェント部門で第1位。

■CAREERCARVER

設備保全、メンテナンスの求人が3,000件以上。ハイクラス限定のヘッドハンティングサイト。高額年収希望のあなたに絶対のお奨めです。