設備保全の転職に際して需要の高い、人気の資格とはどんな資格でしょうか?

「この資格を持っていると採用されやすい。」と言う資格はどんな資格でしょうか?

当サイトでは過去に『設備保全の転職に役立つ資格を紹介します』と言う記事の中で14の資格と、その資格を活かした転職先の探し方をお伝えしました。

 

今回はその続編で、大手転職サイト7社を使って先の14種の資格で求人検索すると何件の求人が見つかるのか、それを調べてみました。

あなたの設備保全転職の参考にして頂ければ幸いです。

 

資格をとる

 

14種の資格を6つの大手転職サイトで求人件数調査

まず、調査を行った14種類の資格は以下の通りです。

■設備保全の求人に需要の高い資格(表1)

資格名
電気主任技術者
電気工事士
電気工事施工管理技士
エネルギー管理士
機械保全技能士
自主保全士
半導体製品製造技能士
電子機器組み立て技能士
ボイラー技士
玉掛け
危険物取扱者
計装士
高圧ガス製造保安責任者
ガス溶接技能者

 

表1の14種類の資格は、設備保全の求人情報によく出てくる資格です。求人の中には応募の必須条件に指定している場合もあれば、歓迎条件にあげている場合もあります。

 

では、職種を設備保全と限定せず、資格本位で求人検索を行えばいったいどのくらいの求人が見つかるのか、それを調べてみようと思いました。

 

分かりやすく言えば、職種関係なしに、その資格でいったい何件の求人が見つかるか、と言う調査です。職種を問わずどの資格が需要が高いか、人気があるか、と言う調査です。

 

私は大手転職サイト6社を使って各資格に対する求人件数を調べてみました。今回私が使った転職サイトは以下の通りです。

いずれも設備保全、メンテナンスの求人が多い転職サイトです。

 

■資格から求人を検索した転職サイト6選(表2)

■メイテックネクスト

設備保全、メンテナンスの求人が780件以上(2019年3月。以下同じ)エンジニア職の転職では満足度No1。業界専門コンサルタントが「本当の転職」を提案してくれます。

■マイナビエージェント

設備保全の求人が900件以上。東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡で求人を探すあなたに絶対のお奨めサイト。

■DODA(デューダ)エージェントサービス

設備保全、メンテナンスの求人が3,000件以上。DODAは転職者満足度No1。転職支援実績・取り扱い求人数、共に国内最大級。

■リクルートエージェント

設備保全、メンテナンスの求人が10,000件以上。転職実績41万人以上、転職者の67.1%が収入アップ!

■パソナキャリア

設備保全、メンテナンスの求人が1,800件以上。オリコン顧客満足度ランキングの転職エージェント部門で第1位。

■CAREERCARVER

設備保全、メンテナンスの求人が3,000件以上。ハイクラス限定のヘッドハンティングサイト。高額年収希望のあなたに絶対のお奨めです。

最も求人件数が多かった人気の資格はコレ!

さて、大手転職サイト7社を使って調べた14種類の資格ですが、その求人数は以下のような結果となりました。

 

■資格別求人件数(表3)

資格名 求人件数
電気工事施工管理技士 6,306
電気工事士 5,279
電気主任技術者 3,999
エネルギー管理士 1,378
危険物取扱者 1,183
玉掛 1,030
ボイラー技士 857
高圧ガス製造保安責任者 589
ガス溶接技能者 583
計装士 334
機械保全技能士 148
自主保全士 15
半導体製品製造技能士 5
電子機器組立て技能士 2

注)DODA、パソナキャリア、キャリコネは公開案件のみの求人件数。2018年9月調査。

 

14種類の資格を7つの転職サイトで求人検索した結果が表3です。最も求人件数が多かったのは電気工事施工管理技士の6,306件でした。

この資格は主に建設業界向けの資格で、電気工事の管理、監督に必要な専任技術者、監理技術者、主任技術者になることが出来る国家資格です。

 

資格そのものは名称独占資格なのですが、性質としては業務独占資格や必置資格に近く、必ず資格保有者が必要となるので需要が高いのです。

 

電気工事施工管理技士の次が電気工事士、電気主任技術者と続きます。こちらは業務独占資格、必置資格なので事業を行うには絶対に資格保有者が必要です。

 

以上のようにトップスリーは電気関係の資格でした。

何しろ工場を稼働させるにしろ、プラントを稼働させるにしろ、ビルの機能を稼働させるにしろ、電気電力は必要不可欠です。

どんな業界、業種であっても同様に資格保有者が必要です。

 

逆に求人件数下位の資格は法規上の義務がない、名称独占資格が並んでいます。

それにしても下位4資格の求人件数は寂しい限りです。でも、事実7サイトで資格名から求人検索した結果です。

 

この結果は、転職市場において下位の資格に価値がない、と言うことではありません。確かに資格そのものは需要があまりありません。

 

しかし、その資格を活かしたキャリア、実務経験には需要があります。多くの求人で実務経験を応募の必須条件にしたり、歓迎条件に指定しています。

 

当サイトの『設備保全に求められる資格を100社大調査!』をご覧下さい。詳しく事情を説明しています。

 

まとめ

さて、14の資格を7つの転職支援サイトを使って求人検索した結果をお伝えしました。

確かに電気工事施工管理技士や電気工事士、電気主任技術者などの上位資格を持っていれば転職には有利でしょう。

 

特に今みたいな人手不足が深刻な時代に、こんな資格を持っていれば断然有利なのは間違いありません。設備保全に限定せず、様々な業界、職種への転職に役立つと思います。

 

一方、表3で下位だった資格については、単に持っているだけではあまり転職に役立つ資格とは言えません。

その資格を活かしたこれまでの仕事の実績や成果、そしてこれから先に期待出来るプラス材料をアピールする必要があります。

 

今回は設備保全、メンテナンスの求人に人気の高い資格、需要の高い資格を調査してみました。あなたがこれから資格取得を検討されるなら参考にして下さい。

 

ただし、大事なことは本当にあなたが仕事に活かせる資格を選ぶことです。いくら人気の資格でも仕事で使うことのない資格をとっても意味がありません。

どんな資格でも実務経験があってこそ、転職に有利に使えます。単に持っているだけの資格はあまり評価されません。