機械保全技能士の資格を取れば月給50万円も可能。

こんな解説をしているネットの資格サイトを見つけました。

稼げる資格を徹底解剖、と見出しにありましたが、残念ながら全然徹底解剖ではありませんでした。

 

機械保全技能士の資格は名称独占資格

まず私の体験からハッキリ言いますが、機械保全技能士の資格を取っただけで月給50万円になることはありません。

 

その資格サイトの中で例として、時給1,200円の組立てスタッフが、この資格を取得すれば機械保全技能士として時給2,500円の仕事も可能であり、月給50万円も可能だと解説しているのです。

 

そもそも機械保全技能士の受験資格は2級で実務経験2年以上が必要です。組立てスタッフが受験できるのは実務経験を問わない3級です。

機械保全技能士3級が取得出来れば月給50万円、とはいきません。

 

むろん、月給50万円になった例が全くないと断言はしません。機械保全技能士の資格を取得することをきっかけに技術を磨き、知識を身に着け、結果として保全マンとしての能力が向上すればあり得ます。

 

しかし、それは機械保全技能士の資格を取得したからではなく、あくまで保全マンとしての能力が向上し、大きな成果を出してそれが評価された結果の月給50万円です。

 

給料袋

 

当サイトの、『機械保全技能士の資格は設備保全の転職に有利?』でもすでに説明していますが、機械保全技能士は必置資格や業務独占資格ではなく、名称独占資格です。

 

すなわち、機械のメンテナンスや保守を行う業務に機械保全技能士の資格は必須ではありません。資格がなくても技術や知識があれば可能です。

 

かつて私が勤務していた半導体工場でも機械保全技能士の資格を持たない優秀な保全マンが大勢活躍していました。

 

ちなみに私も機械保全技能士の資格は持っていません。しかし、20年間、設備保全の仕事に関わっていました。

特段、資格がないからと困ったことはありませんでした。

 

機械保全技能士の資格は設備保全やメンテナンスのエンジニアが、自分のスキルアップのために取得する資格です。

むろん、試験はそう簡単なものではなく、資格を取得すればエンジニアとして評価されることは間違いありません。

 

ただ、何度も繰り返しますが機械保全技能士は名称独占資格であって、業務独占資格や必置資格ではありません。

電気主任技術者や電気工事士の資格とは違うのです。資格を取得したからと言って、1,200円の時給が2,500円にアップすることはありません。

 

機械保全技能士として月給50万円を実現するには?

では、どうすれば機械保全技能士として月給50万円を実現できるでしょうか?

その答えは設備保全、メンテナンスの求人が多く掲載されている転職サイトを見れば分かります。

月給50万円以上の求人とはいったいどんな求人でしょうか?

 

実は機械保全技能士というキーワードで求人検索しても、月給50万円と言う求人は本当にごく一部です。

ほとんどの求人は月給25万円~35万円程度です。年収で言えば400万円~500万円と言ったところです。

 

しかし、まれに年収800万円クラスの求人があり、これだと月給50万円クラスです。

それはどんな求人かと言えば、保全やメンテナンスを担当する部署の管理職、統括リーダーのような総合職です。

 

あるいは設備保全だけがメインの仕事ではなく、生産技術、設備技術、場合によって機械、電気の設計業務までを担当する仕事です。

 

更には営業技術やサービスエンジニアとして顧客の工場、設備の保守、メンテナンスを担当し、なおかつ顧客の改善要求に応えたり、新規設備導入の提案を行う仕事です。

 

要するに機械保全技能士として自社工場の生産ラインの保全だけを担当する仕事で月給50万円は実現しないと言うことです。

 

そこに生産技術、設備技術、営業技術といった付加価値が加わるか、あるいは設備保全だけの業務であっても部下を抱えた管理職、リーダーとしての役割が加わるか、そうした仕事で初めて月給50万円が実現します。

 

ステップアップ

 

そして、そうした月給50万円以上の求人において、機械保全技能士の資格を持っているかどうかはそれほど大きな問題ではありません。

 

冒頭に紹介した資格サイトの解説みたいに、「機械保全技能士を取得すれば月給50万円」とはいかないのです。

 

まとめ

今回は、

「機械保全技能士の資格を取れば月給50万円も可能。」

と解説する資格サイトを見かけたので、そう簡単な話ではないと言うことをお伝えしました。

 

機械保全技能士の資格はあくまで現場の設備保全、メンテナンスを担当するエンジニアが自らのスキルアップ、能力アップの為に挑戦する資格です。

名称独占資格であり必置資格や業務独占資格ではありません。単に資格を持っているだけでは高い評価はされません。

 

あなたが高額収入を望むなら、機械保全技能士としてのキャリアを磨くと同時にマネジメント力、コミュニケーション能力、リスク管理能力など、様々な能力を磨く必要があります。

 

最後に機械保全技能士を含めた設備保全、メンテナンスの求人が多い転職サイトを紹介しておきます。

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