設備保全の求人に英会話能力を求める企業はとても多くあります。

これは海外から日本に進出している外資系企業の求人や、逆に日本から海外へ進出している企業の求人が多いからです。

 

自動車や半導体業界はむろん、家電、機械、化学などの分野にも英語力を必要とする求人が出ています。海外で大型プラントの建設などを請け負う企業からも多いです。

そしてたいていの国ではビジネスであれば英語で通じるため、英会話能力の需要が高いのです。

 

ちなみにかつて私は9か国に仕事で出張しましたが、いずれの国でも英語のみで対応していました。

英語が得意なエンジニアは海外勤務、海外出張を前提とした求人のアドバンテージ大です。

 

 

英会話

 

英会話が役立った私の経験

まず、私自身の体験を話しましょう。設備保全に英会話が役立った経験です。

私は海外出張が多かったので英会話はかなり時間とお金を使って勉強していました。しかし、どうも真剣みが足りなかったせいかビジネスクラスの会話は出来ませんでした。

せいぜい日常会話程度で、ここぞ、と言う海外ユーザーとの交渉事は全て通訳を介して行っていました。

 

しかし日常会話レベルでも大いに役に立ったことがあります。その体験を話そうと思います。

私が勤務していた半導体工場で、ある海外ユーザーから部品の出荷検査の依頼がありました。対象は極めて小さな電子部品で、その品質検査です。

その電子部品は世界中で販売されているのですが、日本市場向けに私たちの工場で出荷検査を行いそのまま流通させたいとの希望でした。

世界へ販売

電子部品は相当な量があり、しかも長期に渡る契約だったため、新たに工場内に専用ラインを構築しました。専任の検査員を30名から40名ほど揃えました。

さて、問題は検査に使う検査機です。まずはその電子部品専用の検査機をユーザーから貸与してもらうことになりました。

後に自前で揃えることになるのですが、立ち上げ当初は貸与で始めることになったのです。

 

するとその検査機に詳しいエンジニアが海外からやって来ました。私たち、工場のエンジニアへ維持管理、保全教育を行うためです。

そしてここで英会話の能力が必要になる訳です。何しろ会話の内容、対象は目の前の検査機であり製品です。何について話すかお互いが分かっているので、それほど高度な会話能力は必要としません。

どうしても分からないことは図を描いたりジェスチャーすれば大概通じます。私のカタコト英会話でも十分役に立ちました。

 

休憩時間に雑談してプライベートなことを話したり、いっしょに食事に行ったり、人間関係の構築も出来ました。こうした関係を作るにはへたくそでもいいから直接相手と会話することが大事です。

通訳なしで話すことでこちらの人間性、人間味が相手に通じるし、こちらにも伝わってきます。こうした人間関係が検査ライン立ち上げをスムーズにしてくれたと思います。

 

設備保全で英会話能力が必要なわけ

では私のケースも含めて、設備保全で英会話能力が必要となるのは、どんなケースが多いのか説明しましょう。

1.海外で設備保全の支援・教育を行うケース

このケースはとても多いと思います。日本国内で立ち上げた製造ラインを海外へ移設すると、当然設備保全のノウハウも移設することになります。

そのため、現地の設備保全スタッフを日本に呼んで教育することもあるでしょう。また、日本から海外へ指導や支援に行くこともあります。

こうなるとやはり通訳なしでやり取りが出来れば好都合なので、英会話能力が求められる訳です。

 

母国語が英語圏では当然ながら英会話能力が必要ですし、中国、台湾、韓国、その他東南アジアの国々でもまず英語が話せれば大丈夫です。

設備保全を任されているレベルのエンジニアならたいてい英語は話せるからです。

 

海外研修

 

2.海外ユーザーから仕事を受注するケース

これが冒頭で述べた私のケースです。たまたま検査機を貸与してもらい、その指導をお願いした訳ですが、これ以外にも様々な状況でユーザーと会話する場面は出てきます。

 

例えば、

・設備の導入、立ち上げ、生産ラインの構築

・生産ラインのユーザー監査

・クレーム発生時の対処

こうした案件には設備保全の担当者も必ず加わります。その時、ユーザーと通訳なしで直接話が出来ると大変スムーズに処理出来ます。

むろん、内容によってはかなりハイレベルな会話が必要となって、通訳を頼まないと難しい場合もあります。

 

英語勉強

3.海外出張でメンテナンスを行うケース

設備を海外に輸出している企業で、海外ユーザーの元へ出張して現地でメンテナンスを行う場合です。つまりフィールドサービスが海外にまで及ぶ場合ですね。

このケースは求人件数としては多くありませんが、必ず一定の割合で求人が出ています。ニーズは確実にありますね。英語が得意で海外で仕事がしたいと思うあなたはねらい目です。

ただし、このケースは英会話の能力はむろんですが、何よりメンテナンス技術が優れていないと務まりません。海外では応援を呼ぶことも難しく、必ず自分で修理しないと業務完了しないからです。

 

どの程度の英会話能力が必要か?

私が求人情報を確認したところ、最も多かったのは、

「初級レベル」

でした。

ただ、この初級レベルが具体的にどの辺りのレベルを指すのが不明です。例えば英検3級とか、TOEIC(トーイック)400点みたいな指標があると分かり易いのですが。

中には、

「英会話に抵抗のないレベル」

と言う求人条件もありました。これも何となく分かりにくいですね。

また「中級レベル」とか、「ビジネスレベル」などを要求する企業も見られます。ここも具体的なレベルが不明瞭です。

 

いずれにしても、設備保全の求人で英会話能力が必須として条件指定されている案件はめったにありません。出来れば望ましい、希望条件です。

ただし、先ほど紹介した海外へ出張して修理を行う仕事の求人では当然英語が必須条件となります。

ではあなたがもしも、英語に自信はないけど英会話能力希望の求人案件に応募したいならどうするか?

まずは本業の設備保全の技能をアピールし、入社後に英会話能力向上の意思があることを伝えればいいと思います。

 

英会話の能力は、それこそ初級レベルなら3ヶ月から6ヶ月ほど真剣に取り組めば身に着きます。あなたのヤル気次第で乗り越えられるハードルだと思います。

もっとも、ビジネスクラスの英会話を要求されると、これはそう簡単にはいかないかも知れません。相手企業とのご相談ですね。

 

英会話勉強

 

まとめ

今回は設備保全の転職に英会話の能力を必要とする求人が多くあると言うお話でした。

もし、あなたが英語を使って海外でも設備保全の仕事がやりたいと思うなら、そのニーズが企業側にあることは確かです。

 

ではどうやってその企業ニーズを探すかです。やはりお奨めは大手の転職サイトを利用することです。業界情報、企業情報に詳しいエージェント、アドバイザー、ヘッドハンターを利用して下さい。

 

以下にお奨めの転職サイトを4社紹介しておきます。いずれも海外勤務、海外出張を前提とした求人が多くあります。

 

英語力を活かすお奨め転職サイト4選

■マイナビエージェント

設備保全の求人が900件以上。東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡で求人を探すあなたに絶対のお奨めサイト。

■DODA(デューダ)エージェントサービス

設備保全、メンテナンスの求人が3,000件以上。DODAは転職者満足度No1。転職支援実績・取り扱い求人数、共に国内最大級。

■リクルートエージェント

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