『電気主任技術者の月給や勤務時間って、こんなもの?』

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電験3種(第三種電気主任技術者試験)を受験する人は大変多く、2018年度も4万3千人弱が受験しています。

電気主任技術者は企業にとっては非常に需要の高い資格であり、エンジニアにとっても人気の高い資格です。

 

『設備保全に求められる資格を100社大調査!』をご覧頂いても、多くの設備保全の求人が必須資格、歓迎資格として電験3種をあげています。

 

そこでこの記事の前半では、第三種電気主任技術者の資格を活かした転職はどうすれば可能か、様々な角度から情報をまとめています。

 

そして後半ではこれから電験3種を受験しようと思っているあなたに、受験方法、合格率(難易度)、試験問題の概要などを解説しています。

 

この記事は情報がいっぱいでかなり文字数が多くなっています。
途中はショートカットして、『求人情報の探し方』を先に読みたいあなたは下記から先回りをどうぞ。
ショートカット2
知っていれば絶対お得な当サイトだけのオリジナル情報を読むことが出来ます。

 

電験3種が人気の高い資格である理由

電気事業法43条による必置資格である

まず、電験3種(第三種電気主任技術者試験)に合格していることが、いかに転職活動に有利なことか説明したいと思います。

電気主任技術者は国家資格であり、必置資格の一種です。その根拠となっているのは電気事業法です。

電気事業法43条1項では、

事業用電気工作物を設置する者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、通商産業省令で定めるところにより、主任技術者免状の交付を受けている者のうちから、主任技術者を選任しなければならない。

と定められています。

 

事業用電気工作物とは、発電所や大容量の電力を消費する工場やビルなどに設置されている発変電・送配電設備を指します。

 

中でも電気事業以外の工場やビル、施設などの設備は自家用電気工作物と呼ばれて区別されています。

ともかく、私達の身の回りには自家用電気工作物を含めて至る所に事業用電気工作物が存在します。

 

この事業用電気工作物が安全かつ適正に運転、稼働されるよう設備管理したり保全・保安活動を行うのが電気主任技術者です。

電力の安定供給が出来るように、また火災や漏電などの事故が起きないように点検やトラブル対応を行います。

 

事業主は先に紹介した電気事業法43条によって必ず電気主任技術者を選任しなくてはならない法的義務を負っています。

そして、電気主任技術者は電験合格者から選任しなくてはならないとも定められています。

これが電験合格者の需要が高い一番の理由です。

 

事業用電気工作物の電力容量によって電験3種、電験2種、電験1種と必要な資格が異なります。

ただ、国内の事業用電気工作物の約9割は電験3種の資格で間に合います。

それゆえ、電験3種は企業にとって需要の高い資格であり、転職を希望するエンジニアには人気の資格となっているのです。

 

あなたがこれから先も設備保全や生産技術、プラントエンジニアなどの仕事を続けていこうと思うなら、電気主任技術者は絶対に取得しておいて損のない資格です。

 

合格率が低く、簡単には資格が取得出来ない

電気主任技術者は電験合格者から選任されることが決められており、それゆえ電験3種が転職市場で需要の高い資格であることは今説明しました。

そして電験合格者の需要が高いのは、法的な規制の他に合格率が低いことも理由の1つです。

 

何しろ、一番合格率の高い電験3種でさえ10%未満、2種、1種だと5%未満です。そう簡単に取得出来る資格ではありません。

発変電、送配電設備の保全、メンテナンスに必要な専門知識が広範囲に出題されます。詳しくは後半の記事をお読み頂くとして、計画的にしっかり勉強しないと合格は無理です。

 

エージェント恵理

2018年度の合格率を調べてみると・・・
●電験1種 合格率 4%
●電験2種 合格率 4%
●電験3種 合格率 9.1%

電気主任技術者の需要は高いのに、電験合格者はそうそういない、これが転職市場において資格保有者を有利にしています。

 

この先も電気主任技術者は不足する

この先の見通しでも電気主任技術者は不足するとの予測がされています。

経済産業省が平成29年3月に発表した「電気保安人材の将来的な確保に向けた検討について」と言うデータがあります。同データでは電験2種、電験3種について人材不足を指摘しています。

 

電験2種は地方の再生可能エネルギー関連施設の保全人材が不足し、電験3種については保安法人での人材が不足するとの推測です。詳しくは先のリンク記事をお読み下さい。

 

電気主任技術者が事業用電気工作物に対する必置資格である以上、この先も転職市場で需要が高い状況は変わりません。

 

あなたがすでに電気主任技術者の資格を保有しているなら、最大限それを活かした転職を検討されてみて下さい。

あなたが思っている以上に電気主任技術者の需要は大きく、活躍の場は高い所にあります。

 

未経験・無資格でも電験3種の求人に応募可能なわけ

今も説明したように電験3種(第三種電気主任技術者)の需要は高く、多くの求人が出ています。

実はその求人の中に、未経験者歓迎、資格不問といった求人が一定の割合で存在しています。

 

未経験者歓迎・資格不問の求人がある

「電験3種」や「電気主任技術者」をキーワードに求人検索すると、未経験者や無資格者でも応募出来る求人が見つかります。

 

まず、ここで言う未経験者とは、電気主任技術者としての経験がない人を指します。

資格を持っていない人は当然未経験者ですが、資格を持っていても工場の事情や職場の事情などで電気主任技術者としての仕事をやったことがない人です。

つまり電験合格者であっても、主任技術者として任命され、実務を行った経験のない人です。

 

電気保安業界はじめ、求人の多くが実務経験を重要視している中で、実務経験なし、未経験者であっても応募出来る求人が存在します。

 

一方、無資格者とは文字通り電気主任技術者の資格を持たない人です。

「電験3種」「電気主任技術者」をキーワードにした求人なのに、その資格を持たない人が応募出来るとは、いったいどんな求人でしょうか。

 

では今から未経験者、無資格者が応募出来る求人がどんなものか説明しましょう。

そもそも、キャリア採用は原則即戦力の補充ですから、本来なら企業は電気主任技術者の資格を持ち、実務経験も豊富なエンジニアを採用したいはずです。

 

しかし、現実にはそんな人材が転職市場にそうそういる訳もなく、特に中小企業では人材確保に四苦八苦しています。

そこで本来の需要からは離れるものの、人材不足を解消する現実的な解決法として未経験者、無資格者の採用を実施しているのです。

 

カウンセラー恵理

未経験者歓迎、資格不問で応募可能な求人があります。その理由って・・・


未経験者歓迎・資格不問の求人事情とは?

Googleで「電験3種」「電気主任技術者」の求人検索を行い、上位10位までに登場する転職サイトの求人を100件以上調べてみました。

 

そこで分かった求人の応募条件は以下の通りでした。

 

① 資格と実務経験の両方揃っていることが応募条件 41.9%

② 資格があれば未経験でも応募可能 24.3%

③ 資格はないが、保守、保全などの経験があれば応募可能 20.2%

④ 資格も経験もないが応募可能 13.5%

 

資格経験

 

では4つのケースについて1つずつ説明していきましょう。

 

①資格と実務経験の両方が必要

資格あり経験あり

応募条件で最も多いのがこの条件です。キャリア採用は即戦力の補充ですから、当然です。この条件は説明するまでもありませんね。

 

②資格があれば未経験でも応募可能

資格あり経験無し

せっかく電気主任技術者の資格を取得したのに社内事情で別の仕事をやっている、あるいは本人の事情で異業種に就いているなどの場合です。

 

つまり資格を持っているだけで実務経験がない人、あるいは長期間のブランクがある人が対象です。

 

求人企業としては、すでに資格を持っているのだから現場で少しずつ仕事を覚え、慣れてもらえば立派な戦力になると見込んでいる訳です。

 

即戦力にはなりませんが、多少時間はかかってもとにかく資格は持っているのだから何とか使える人材だと判断しているのです。

むろん、本人に電気主任技術者として働きたいと言う強い意志、意欲がないと不可です。

 

③資格はなくても経験があれば応募可能

資格なし経験あり

電気主任技術者の求人なのに、資格を持たない人でも応募出来る求人があります。

この種の求人は入社後に資格を取得することが採用条件となります。

会社も資格取得を支援するケースがほとんどで、社内研修や受験料支給などでバックアップしてくれます。

 

ただし、求人企業にしたら入社後に電験3種に合格しそうな人材しか採用しません。そこを判断する材料が実務経験です。

 

資格は持っていなくても、電気、電力関連の保守保全業務をやっているとか、工場の中で生産技術やユーティリティ保全をやっているなど、電気主任技術者と関連のある実務経験が重要視されます。

 

④資格なし、経験なしでも応募可能

資格無し経験無し

求人の中には、「未経験者歓迎・資格不問」と言う、かなり応募ハードルの低い求人があります。

この種の求人は入社後に一から仕事を教え、将来的には電気主任技術者の資格を取得させようと言う狙いです。

即戦力からは一番遠い応募条件であり、求人件数も当然ながら少数です。

 

新卒採用もキャリア採用も思うようにいかず、人手不足を解消するため思い切り間口を広げて募集をかけている、そんな感じです。

 

ただ、中には未経験者であっても電気関係を専攻していたとか、エンジニアとしての適性を持っていることなど、条件付きの求人もあります。

 

さて、①のように資格と実務経験の両方を満たす人を採用するのが中途採用本来の目的です。業界、業種を問わずこの種の求人が最も多く出ています。

 

その一方で②~④のように資格なし、経験なしでも応募出来る求人もあります。どんな業界にこの種の求人が多いか調べてみると、ビルメンテナンス業界に多く見られます。

他には工場のユーティリティ保全などの求人にも登場しています。

 

これらの求人では、ベテランエンジニアのサブとして現場で仕事を覚えることから始めます。現場の経験を積みながら電験3種の試験勉強をして資格取得を目指します。

 

あなたが現在、資格やキャリアを持っていなくても、まずは希望の環境を転職によって見つけるのもアリです。

電気主任技術者の現場がどんなものか学びながら電験3種合格を目指し、その先に電気主任技術者としての活躍を目指す、そんな選択も可能です。

 

電験3種(第三種電気主任技術者)8つの転職市場

電気主任技術者の資格がどう活かせるのか、これから具体的な業種、職種を8つのジャンルに分類して説明したいと思います。

むろん、第三種だけでなく第一種、第二種電気主任技術者の情報も盛りだくさんです。

主要転職紹介会社5社から500件以上の電気主任技術者の求人をつぶさに調べた結果をまとめた情報です。

 

電気主任技術者の資格を思うように活かせずにいるあなた、またこれから資格取得を目指そうというあなた、どちらにも読んで頂きたい情報です。

 

火力・原子力発電所

■求人件数が少なく、第一種、第二種の資格が歓迎される分野。でも高額年収が期待できる。

発電所

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

大容量の電力を扱う仕事と言えば、真っ先に思い浮かぶのが発電所ではないでしょうか。

その大容量から明らかに他の業種に比べて第一種電気主任技術者、第二種電気主任技術者の要求が多くなっています。

 

私が主要転職サイトで100件以上の求人を調べたところ、第一種、第二種の資格を必要とする求人の32%はこの発電所などのエネルギー関連業界でした。もっとも需要の高い業界です。

 

従って発電所関連の求人では、第三種電気主任技術者の資格だけでは転職の選択肢はかなり狭いものとなります。

 

また発電所に関しては、各電力会社からのキャリア採用はかなり少ないです。

なぜなら、現在すでに電気主任技術者が選任されているし、入れ替え要員の人材も内部に豊富です。わざわざキャリア採用しなくても企業内部に人材がいるのです。

 

そこで転職市場を細かく調べてみると、電力会社からの求人は少ないのですが、電力会社から委託を受けて保守保全を請け負うメンテナンス企業からの求人はそこそこあります。

電力会社が人件費などを考慮してメンテナンスを外部委託しているのです。

 

こうした求人は電気主任技術者としての実務経験が重要視されるため、未経験者の応募はまず不可です。実務経験3年~6年以上など、具体的な年数を条件にしている求人も目につきます。

 

従って電気主任技術者の資格は持っているけど実務経験の浅いあなたがこの業界に転職するのはなかなか難しいです。

 

第一種電気主任技術者、第二種電気主任技術者の資格を保有して実務経験もある程度豊富なあなたにお奨めの転職先と言えます。

 

求人件数は少ないですが、その分高額年収の求人が多いのが魅力です。あまり景気に左右されず、雇用が安定した業界でもあります。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

年収でみると、経験や役割によってかなり差があって凡そ450万円~850万円といったところです。

特に第一種電気主任技術者を必要とする求人にはやはり高額年収が目立ちます。

 

ただしそうした求人でも例えば500万円~1000万円のように年収幅は相当広いです。単に資格だけでなくどんなキャリを持っているかによって評価に差がつきます。

 

この業界は採用枠は少ないですが、仕事は安定しており年収も他の業界に比べて好条件が多くあります。

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

先ほども説明したように実務経験が重要視されること、第一種、第二種の需要が大きいことなど、転職先としてはかなりハードルが高いと言えます。

転職会社のエージェントにあなたの実務経験とこれから先の希望を話し、それに合致する求人を探してもらいましょう。

 

求人件数が少ないので、短期間にあなたの希望の転職先を見つけることは難しいかも知れません。

まずは3社から5社ほどの転職紹介会社に登録し、好条件の求人を探してもらうことをお奨めします。

アンテナを広げておけば、実務経験が浅いあなたにも好条件の求人が見つかる可能性もあります。

 

再生可能エネルギー業界

■新分野だけに、経験は浅くても若くて新しい技術開発に積極的なエンジニアを求めています。

太陽光発電

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

火力発電所、原子力発電所からの求人はかなり限定的ですが、同じ発電業界でも再生可能エネルギーのジャンルは求人が出ています。

太陽光発電、風力発電、バイオマス発電などはまさにこれからの新エネルギーであり発電所の建設、運転、保守保全、そして新技術の開発にエンジニアを求めています。

 

しかも新分野であるために比較的経験の浅いエンジニアでも積極的に採用しようとする企業があります。

既存技術の実務経験も大事ですが、新規の技術開発に積極的に取り組む若いエンジニアも求めているのです。

 

その為、あなたが電気主任技術者の資格は取得しているけど実務経験はそれほどない、と言う場合でも採用される可能性があります。

 

その一方で、第一種電気主任技術者、第二種電気主任技術者の資格保有者を求める求人割合も高いです。決して若い、経験の浅いエンジニアだけを募集している訳ではありません。

電気事業法に定められた電気主任技術者の選任は必須です。

 

もしもあなたが第一種、第二種の電気主任技術者の資格を保有しながら、今までそれを十分には活かして来なかったとすれば、このジャンルはお奨めの1つです。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

この分野の年収ですが、比較的経験の浅い人材の求人も多いせいか平均で400万円~700万ほどです。火力や原子力発電に比べるとやや低い設定となっています。

ただし、第一種、第二種の資格を保有し、技術面を統括するような役割の求人では1000万円クラスも出ています。

 

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

また、この業界では電気主任技術者以外の設計者や生産技術、設備保全のエンジニアも募集しています。

あなたがこれから電気主任技術者の資格を目指すなら、まずはこの分野に転職して働きながら勉強するのもアリです。

資格取得後にそれを活かせる可能性大です。転職活動の最初からアピールするのもむろんアリです。

 

インフラプラント業界

■第三種電気主任技術者の資格があればほぼ8割の求人に応募可能

下水処理場

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

航空、鉄道、高速道路などの交通インフラ、水処理やゴミ処理などの環境インフラ施設を保全対象とする求人にも電気主任技術者募集が出ています。

求人件数は決して多くありませんが、求人のほぼ8割が第三種電気主任技術者の資格で応募可能となっています。

 

求人内容を確認すると、実務経験が応募の必須条件になった求人が多いです。ただし電気主任技術者として選任された実務経験以外でも、何かの保全経験があれば応募可とする求人がほとんどです。

 

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

平均的な年収は400万円~650万円といったところです。求人によっては800万円を超えるものもありますが、例えば海外のプロジェクトや国内でも大型のプラントになります。

 

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

単にインフラエンジニアで求人検索すると、圧倒的な件数でネットワークインフラ、ITインフラの求人が出てきます。

 

それらの求人の中にも電気主任技術者を募集するものがありますが、割合からすればごくわずかです。

電気主任技術者の資格を活かしたインフラエンジニアの求人を探すには転職会社のエージェントを利用するのがお奨めです。

あなたがご自分で求人検索して希望の求人を見つけるには時間とエネルギーを相当消費しそうです。

 

電気保安業界

■経験者が断然有利な業界です。中高年の転職先として安定しています。

配電盤2

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

保安業界の代表的な転職先の1つは全国に10ある電気保安協会です。各地でテレビCMが流れているのであなたも見たことがあると思います。

(特に関西電気保安協会のCMはCMソングの認知度が高い?)

 

北は北海道から南は沖縄まで、電気保安協会ではそれぞれ電気主任技術者の求人を行っています。

自社で電気主任技術者を置く余裕のない企業に代わって電気設備の月次点検や年次点検を代行します。むろん、トラブル対応も行います。

 

電気主任技術者として選任される仕事をしたいあなたには絶対のお奨めです。また将来電気主任技術者として独立を考えるなら、この転職先はアリです。

 

そこで各地の電気保安協会の応募条件、採用条件ですが、何と言っても実務経験重視です。これは全国どこの電気保安協会でも共通です。

応募には3種なら4年以上、2種は3年以上、1種は2年以上の電気主任技術者としての実務経験が必要とされています。

 

その為、この業界では希望者は多いのに採用される人数は少ないのです。

この辺の事情は以前、『電気保安員が足りない!実務経験不足で採用率10%!』で取り上げています。ぜひ記事をお読み下さい。

 

ただ、

『実務経験が足りない人も相談して下さい』

とする保安協会もあります。あなたの実務経験が足りないなら、すぐにあきらめず取り合えずは応募窓口へ相談して下さい。

 

電気保安協会の仕事は安定しているし、60歳や62歳定年の後も再雇用されて70歳まで働ける環境が用意されています。

転勤もないし、中高年にはぜひお奨めの転職先です。それに先ほども書いたように自分で独立する道もあります。

 

仕事内容は客先の電気施設を点検し報告書を作成することがメインであり、残業や休日出勤はそう多くありません。

年間休日120日、完全週休2日制の求人が平均的です。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

電気保安協会の年収はそれほど高くありません。各地の電気保安協会の求人情報を見てみると、ざっとこんな感じです。

・25歳 330万円
・30歳 400万円
・40歳 450万円
・45歳 480万円
・55歳 450万円

 

電気主任技術者の第一種や第二種でそれなりのキャリがある人は恐らく上記条件よりもっと多い年収があるはずです。

従って年収だけを見ると応募のメリットを感じないかも知れません。

 

ここは年収以外の福利厚生、労働時間、休日、転勤など、あなたのライフワークバランスを考えた上で転職先として候補に入れるかどうか、考えてみて下さい。

 

また、電気保安協会以外にも客先から委託を受けて電気主任技術者を派遣する企業は多くあります。こうした企業の方が年収としては高くて凡そ400万円~600万円といったところが相場です。

ただし、第2種まで取得していないと求人の選択肢は狭いです。求人の半分近くは第2種の資格保有を要求しています。

 

また、保安協会の仕事に比べて定期点検やトラブル対応以外の仕事が多くなります。例えば省エネ化、効率化の提案と解決、多機能化の取り組みなどです。

年収が多い分だけ電気主任技術者に選任される以外の仕事もあると思って下さい。

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

それから保安業務の転職先として、公務員と言うのもアリです。

全国の自治体では公共工事や公共施設の設備保全に電気主任技術者の資格を持つ人材を募集しています。

自分で保全活動を行うと言うより、外部業者の選定から見積、工事計画作成、工事の監督といった仕事になります。

公務員の場合、年収は民間に比べてそう高い訳ではありませんが、何しろ身分は公務員です。

 

以上のように電気保安業界は、すでに電気主任技術者の資格を持ち、安定した転職先を探すあなたにお奨めです。

 

ビルメンテ業界

■求人件数が多くて選択肢が広い。実務経験と第二種以上の資格があれば有利。

ビルメンテ

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

ビルメンテも保安業界の仕事とかなり重なります。

大型商用施設、高層ビル、ホテル、病院、マンションなど、様々なビルや施設の電気設備のメンテナンスを行う仕事です。

 

こうしたビルのメンテナンスを請け負う企業は数多く存在し、このジャンルは電気主任技術者の受け皿としてしっかり確立されています。

求人件数も電気主任技術者を募集する求人の中では多い部類に属し、あなたの選択肢は十分あります。

 

ただ、業務範囲はメンテナンスだけでなく設備の導入から設置、運用からその後の改善、改造といったかなり広範囲となります。

中にはビル管理の付加価値を高める研究開発、技術開発の仕事もあります。

 

更に大型商用施設や複合ビルでは第二種、第一種の資格を必要とする案件もあり、上位資格が求人の応募条件になっているケースも珍しくありません。

 

求人100件の調査では、第一種、第二種を必要とする求人の22%はこのビルメンテ業界からの求人でした。

発電所などのエネルギー業界の32%に次ぐ需要の高さとなっています。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

業務範囲が広いこと、難易度が高いこともあって、年収は保安協会に比べると少し高い水準となっています。

 

実務担当者の予定年収で400万円~600万円が目安であり、管理職や技術統括者などの役職求人では800万円~1000万円クラスもあります。

 

また資格としては第三種を取得していれば8割程度の求人には応募出来ます。

しかし、その一方で第二種を歓迎する求人が3割、第一種を歓迎する求人も2割程度あって、やはり上位の資格保有者が採用には断然有利となっています。また、予定年収もより高額設定となっています。

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

この業界でも有資格者、実務経験者が歓迎され有利なことは間違いありませんが、比較的未経験者歓迎の求人も多いと言えます。

それは技術的な難易度の低い仕事から高い仕事まで、業務範囲が幅広いためです。

 

つまり一口にビルメンテと言っても、求人によってその業務内容、待遇はかなり差があります。

まずはどんな仕事なのか、あなたにとってのメリット、デメリットは何か、ここを探ることがスタートです。

 

業界情報、企業情報に精通した転職エージェント、アドバイザーに相談することをお奨めします。

 

工場ユーティリティ保全・設備保全・生産技術

■電気主任技術者の求人件数最多の分野。未経験者でも道がひらける可能性あり

工場案件

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

電気主任技術者の有資格者を募集する求人で、最も件数が多いのは電気・電力担当のエンジニアとして工場のユーティリティ保全や生産技術、設備保全を募集する求人です。

 

何しろ保全対象となる工場は全国に数え切れないほどあるし、新規に建設される工場もあります。しかもいったん工場が建設されれば保全業務や改善、改造工事の需要が継続します。

 

むろん、国内だけでなく海外の工場も勤務先となるケースがあります。

転職先はそうした工場を保有する製造業の企業や、そこにエンジニアを派遣する請負い企業となります。

 

私が勤務していた半導体工場でも新規の製造ラインを構築するのに、まずは電力の確保が最優先でした。

工場には第三種電気主任技術者の有資格者がいて、新規製造ラインの構想検討の段階から参画してもらっていました。

 

求人への応募条件ですが、どんな工場で、どのくらいの電力を扱うのかによって第一種から第三種まで、必要となる資格は異なります。

私の調査ではこのジャンルの求人の凡そ85%は第三種で応募可能です。

 

同時に第二種を必要、あるいは歓迎する求人も40%ほどあり、更に第一種だと15%の求人が必要、歓迎としています。

 

第一種、第二種を歓迎する求人の22%はこの工場ユーティリティ保全、設備保全から出ています。この割合はビルメンテと同じであり、発電所関連に次ぐ需要となっています。

 

従って、大容量の電力を消費する工場では上位の有資格者が優遇され、予定年収も高額になります。

ただ、資格と同時に実務経験も重要視されます。工場のユーティリティ保全や設備保全、生産技術などの経験があるかどうか、ここを問われます。

単に資格を持っていても実務経験が浅いと高評価はされません。

 

ただし工場のユーティリティ保全の経験がなくても、ビルメンテや保安業界での経験があれば十分カバー出来ます。

 

生産技術や設備保全についても同職の実務経験が最も有利なのですが、こちらも生産工場で何等かのエンジニア職の経験があれば応募可能とする求人が多くあります。

例えば電気周りの設計者、あるいは品質管理、設備管理などの実務経験者も応募可能です。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

このジャンルの年収はそれこそピンキリです。資格はもっているけど実務経験が浅い、ほとんどない、と言う場合は300万円~350万円ほどが目安となります。

 

一方、5年以上の実務経験があるエンジニアについては年収500万円~600万円クラスの求人がかなりの件数あります。

 

更に実務経験に加えて期待される役割がグループリーダー、管理職相当だと年収は700万円~800万円クラスも珍しくありません。

年収が高額になるほどに求められる業務は広範囲になり、また専門的になります。電気主任技術者の資格だけでこなせる仕事ではなくなります。

 

また、プラントエンジニアや施工管理と並んで、海外勤務がかなりの件数あるため、英会話の能力を求める求人も相当数あります。

 

あなたが電気主任技術者の資格を持っていて、更にTOIEC600点~730点以上の実力があるなら、高額年収のハイクラス求人にも応募可能です。

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

以上、電気主任技術者の資格を活かす転職先として工場のユーティリティ保全、生産技術、設備保全の仕事を紹介しました。

電気主任技術者に選任されて、電気の保全だけを担当するよりもっと幅広い分野で活躍したいと思うあなたにはぜひお奨めです。

 

また、客先の工場や施設をあちこち回るのではなく自社工場のユーティリティを専門に担当したいと言うあなたにもお奨めです。

 

この分野も実務経験重視、経験者優遇ではありますが、未経験者が応募出来る求人も探せば見つかります。

資格なし、経験なしの人材を社内で教育訓練し、資格取得もバックアップしてくれる企業があります。資格や経験のないあなたにはねらい目の求人となります。

 

そんなあなたの希望を転職会社のエージェントに相談して下さい。企業情報に精通したプロがあなたを無料でサポートしてくれます。

 

プラントエンジニア

■電気主任技術者+「α」が求められるプラントエンジニア

火力発電所

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

プラントとは、一般的には製造設備を含めた大規模な製造工場を指します。

プラントの種類には化学プラント、発電・エネルギープラント、食品プラント、医薬プラント、水処理プラントなど様々なものがあります。

 

それらのプラントでは大容量の自家用電気工作物があり、電気事業法によって電気主任技術者を選任する必要があります。

 

そこに電気主任技術者の需要がある訳ですが、それ以外にもプラントの企画、設計、施工、運転、改善改造を担当するエンジニア要員にも電気主任技術者の需要が多数あります。

 

電気主任技術者を必要とするプラントエンジニアの求人件数は非常に多く、また幅広い業種、業界、職種にまたがっています。

 

市場も国内だけでなく、アジア諸国はむろん、アフリカ、中東、南米など世界中に広がっています。

 

現在、転職市場においてプラントエンジニアは人材不足であり、優秀なエンジニアには高額年収が用意され求人も活況を呈しています。

 

このサイトではプラントエンジニアの転職情報について特化したページも用意してあります。

『プラントエンジニアの転職は超売り手市場になっている』

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

プラントエンジニアの年収は他の職種以上に幅が広く、経験の浅いエンジニアだと300万円~400万円、経験豊富なマネジャークラスになると800万円~1000万円超えも全く珍しくありません。

 

平均的な年収で言えば500万円~850万円といったところです。ただし、今も説明したように経験や年齢、能力によってかなり差があります。

 

管理職候補の求人や、プロジェクトリーダーの求人では高額年収が予定されています。あるいは海外の大型プラントを担当するような求人も高額年収が設定されています。

 

プラントエンジニアの中でもメンテナンス担当はやや年収は低目で400万円~500万円が目安です。その代わり仕事の需要は安定しています。

何しろ新規のプラント工事はそうそう多くありませんが、いったん完成したプラントには保守保全の需要が継続して残るからです。

 

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

電気主任技術者として選任される求人では第一種、第二種の電気主任技術者を必要とする求人が多くなっています。

一方、選任以外のエンジニア業務では第三種の資格があれば応募可能な求人がほとんどです。

 

またプラントエンジニアの求人の多くは、何等かの形でプラントに関わった経験者を募集しています。

ただ、電気主任技術者として保安業務や、工場のユーティリティ保全などの実務経験があれば応募可能な求人がほとんどです。

 

大規模なプラントを完成させる仕事は、保安業務とはまた違うやりがいや達成感があります。海外に進出するチャンスも多くあります。

そうした活躍の場をもっと広げてキャリアアップしたいあなたにお奨めの転職先と言えます。

 

ただ、電気主任技術者を募集するプラントエンジニアの求人を見ていると、電気主任技術者の資格は必須アイテムの一部に過ぎないと分かります。

 

この仕事は総合力を必要とする仕事であり、メンタルの強さ、環境への適応能力、コミュニケーション能力、危機管理能力などがベースに必要です。

 

プラントエンジニアは電気主任技術者の資格を活かす転職先ではありますが、まずプラントエンジニアそのものに強い思い入れがないと転職はうまくいかないと思います。

 

施工管理

■高額年収も可能だが適性、資質が問われる仕事

 

エージェント恵理

この業界の求人、転職のトレンドをご紹介しましょう!

施工管理は工場やビルなどの建設現場で、工事の納期、品質、コスト、安全性などを管理する仕事です。

工事が計画書通りに進むよう、品質管理、コスト管理、進捗管理はむろんのこと、作業者の安全管理も業務に含まれます。

 

そして電気事業法では事業用電気工作物の工事監督は電気主任技術者が行うと定められています。

それゆえ、施工管理の求人に電気主任技術者の需要があります。

 

また、同じく電気の施工管理に関しては電気工事施工管理技士と言う言う資格もあります。こちらは事業用電気工作物に限らず、様々な工事で必要とされる資格です。

 

第一種~第三種の電気主任技術者は実務経験が1年以上で2級電気工事施工管理技士の受験資格が与えられ、実務経験6年以上で1級の受験が可能となります。

電気主任技術者と電気工事施工管理技士の両方の資格を保有していると施工管理の転職では断然有利と言えます。

 

アドバイザー恵理

この業界の年収の目安をご覧下さい。

施工管理の年収も実務経験によってかなり差があります。平均ではおよそ450万円~750万円といったところで、高額年収の多い転職先と言えます。

規模の大きな工事や工程の複雑な工事の施工管理が出来れば、より年収が高額な求人の選択が可能となります。

 

ただし、ほとんどの求人で実務経験や資格保有が応募条件となっています。実務経験と資格が非常に重要視される仕事です。

 

施工管理の実務経験があればベストですが、仮に経験がなくても電気主任技術者の資格と他のエンジニア職経験があれば応募可能な求人もあります。

むろん、こうした求人では年収は300万円~400万円ほどになります。最初は仕事を覚える、技術を身に着けることが優先なので年収が少なくても我慢することになります。

 

カウンセラー恵理

この業界で求人・転職情報を探すポイントはこちら!

施工管理の仕事はかなり向き、不向きがハッキリした仕事です。管理者として多くの作業者をまとめたり、顧客や業者との交渉もあります。

プラントエンジニアと同じように工事が計画通りに進むよう、あらゆる方面からの気配り、危機管理が要求される仕事です。

一人でコツコツやるのが好き、人と話すのは苦手、と言う人には向かない仕事です。

 

電気主任技術者の資格を活かす求人情報の探し方

今説明した8つのジャンルを中心に、電気主任技術者の資格を活かした転職先を紹介してくれる転職会社を7社、あなたに紹介したいと思います。

それぞれの会社で得意とするジャンル、エリアに特徴があります。あなたの希望に合わせて複数の会社を選び登録して下さい。

 

何しろあなたの希望の転職が叶うかどうかは入手できる情報量にかかっています。

複数の転職会社から優良求人の情報を可能な限り多く仕入れることです。それもライバルより早く、求人情報を入手することです。

 

それにはどうしても1社登録では不十分です。多くの転職者が体験記で書いているように、少なくとも3社併用をお奨めします。

 

*キャリコネ

キャリコネ

20万件以上の求人と60万社、3700万人の企業口コミ情報の両方が無料で利用出来ます。

●あなたの気になる求人はまず口コミ情報で年収、残業、休出、社風、福利厚生などをしっかり事前チェックしましょう。

●面接対策は重要だけど頭の痛いもの。キャリコネに登録すると応募したい企業の面接レポートを見ることが出来ます。効果的な面接対策が可能になります。

●電気主任技術者の求人は大企業から地元企業まで選択肢が広い!

無料で登録 キャリコネで求人&口コミを探す

 

 

*パソナキャリア

パソナキャリア

●工場ユーティリティの保全、生産技術、設備保全などの職種で電気主任技術者を募集する求人が多くあります。他にはプラントエンジニア、施工管理に求人が比較的多くあります。

反面、電気保安業界や発電所、エネルギー分野からの求人は少ないです。

●エリア的には関東・関西・東海地区の求人が多い転職サイトです。

2019年オリコン顧客満足度 転職エージェント部門第1位です。サイトは地味なイメージですが、高額年収案件が多く、利用者には満足度の高いサイトです。

25万人の転職支援実績があり、転職後の収入アップ率は67.1%です。長年の転職ノウハウであなたの転職も無料でサポートしてくれます。

無料で登録 パソナキャリアで求人を探す

 

 

*マイナビエージェント

マイナビエージェントものづくり

●エリアとして東京、神奈川、千葉、埼玉で電気主任技術者の転職情報を探すあなたに絶対のお奨めサイトです。好条件の求人が多数ありサポート体制にも力が入っています。

●電気主任技術者の求人としては、プラントエンジニア、工場ユーティリティ保全、生産技術、設備保全、施工管理、ビルメンテなどの職種に多くあります。

発電所、エネルギー関連のジャンルからの求人は少なめです。

●大企業や上場企業だけでなく中堅企業からの求人も多く、その点では選択肢が広いと言えます。ただし未経験者が応募出来る求人はとても少ないです。

●マイナビエージェントは厚生労働省から「職業紹介優良事業者」に認定されており、転職が初めての人でも安心して使えるサイトです。

登録で無料 マイナビエージェントで求人を探す

 

 

*メイテックネクスト

メイテックネクスト

●元々製造系エンジニアに特化した転職サイトです。電気主任技術者の求人も工場のユーティリティ保全、生産技術、設備保全などの職種で多く出ています。

またプラントエンジニアとしての求人も多数出ています。

●反面、ビルメンテや電気保安業界からの求人は少ないです。

モノづくり系エンジニアの転職支援実績ではNo1であり、技術に精通した専門のコンサルタントがあなたの転職を無料でサポートしてくれます。

●ただし、関東、関西、東海以外のエリアで求人を探すには不向きな転職サイトです。

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*リクルートエージェント

リクルートエージェント

●電気主任技術者の求人は工場ユーティリティ保全、生産技術、設備保全のジャンルに特に多くあります。逆に発電所、エネルギー関連のジャンルには求人がそれほど多くありません。

電気保安業界からの求人が他の転職サイトよりは多めです。

●大企業や上場企業からの高額年収、好条件の求人が多く、海外勤務の案件も目立ちます。語学力を必要とする求人も多いです。反面、未経験者が応募出来る求人は少ないです。

転職支援実績は45万件以上で業界ナンバーワン、利用者の67.1%が転職後に収入がアップしています。

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*リクナビNEXT

リクナビNEXT

●電気主任技術者の資格は保有しているけど経験がない、あるいは電気保全の経験はあるけど資格はまだ取得していない、そんな人が応募可能な求人が多数あります。

●業界としてはビルメンテからの求人が多くあります。またインフラエンジニアの求人も多いです。

転職者の約8割が利用している人気の転職サイトです。転職決定数もナンバーワンの実績です

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*キャリアカーバー

キャリアカーバー

●あなたの現在の年収が600万円以上なら、更に年収をアップ出来る可能性があります。年収800万円~1000万円以上の求人が多数あります。

●特にビルメンテ、施工管理における電気主任技術者の求人件数が多いのが特徴です。

●登録わずか5分、後は完全無料で1400人ものヘッドハンターがあなたの代わりに仕事を探してくれます。

●ご自分の能力、技術に自信があって、更に活躍の場を広げ、年収もアップさせたいあなたに最適のサイトです。

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電験3種の検定概要

アドバイザー恵理

ここからは電験3種の検定について詳しく説明します。

私は大学時代(電気工学科在籍)に同級生から電験3種の受験を誘われました。しかし、当時の私の学力では到底合格はおぼつかないと辞退しました。

私を誘ってくれた同級生は一発で電験3種に合格しました。他にも数人が合格していました。いずれも成績優秀な学生ばかりで私とは大違いなヤツばかりでした。

 

このように電験3種は実務経験がゼロでも受験できます。もっと言えば学歴も不要であり、受験しようと思えば誰でも可能です。

しかし、その合格レベルは非常に難しいものがあります。

 

では電験3種がどんな資格なのか、それを必要とする保全業務とはいったいどんなものか、これから説明したいと思います。

あなたはその説明を読んだ上で、これからのキャリアアップ、転職を考えて電験3種を取得するのか、あるいはすでに資格をお持ちならどうやって資格を活かすか。それをじっくり考えてみて下さい。

 

項目 説明(概要)
資格名 電験3種(第三種電気主任技術者)
どんな資格か ・電気に関する知識と技術を証明する国家資格です。必置資格であり、業務独占資格です。

・発電所や変電所、工場やビルの受電設備や配線など、電気設備工事、保守、運用に関する保安監督が主な仕事になります。

・電気設備を設けている事業主は保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられているため、需要の高い資格です。

・電気主任技術者には第三種の他に第二種、第一種の資格もあります。

受験資格 ・年齢、学歴などの制限がなく、誰でも受験することが出来ます。
受験方法 ・願書受付
5月下旬~6月中旬。

・試験
8月下旬か9月上旬の日曜日に大学や専門学校など、全国30都市で試験。

・受験料
インターネット申し込みが4,850円、郵送申し込みが5,200円です。

・試験科目
理論・電力・機械・法規の4科目。科目別合格制度を取っており3年間持ち越し可能です。
三種合格率
(2018年)
・9.1%
受験数 42,976人 合格数 3,918人

・難易度は高いです。
設備保全の転職
に有利か
・電気設備の保全業務を目指すなら大変有利な資格と言えます。電験3種を採用条件の必須項目に挙げる企業もたくさんあります。

・しかし電気設備以外の保全業務には必要ない資格であり、転職希望の企業情報を確認する必要があります。

 

◇電気主任技術者検定の受験資格

●第三種電気主任技術者

実務年数、学歴などの条件はありません。誰でも受験可能です。

電験3種に合格すると、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の主任技術者として認定されます。

 

●第二種電気主任技術者

実務年数、学歴などの条件はありません。誰でも受験可能です。

電験2種に合格すると、電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の主任技術者として認定されます。

 

●第一種電気主任技術者

実務年数、学歴などの条件はありません。誰でも受験可能です。

電験1種に合格すると、すべての事業用電気工作物の主任技術者として認定されます。

 

以上のように、電気主任技術者検定においては受験資格に実務年数や学歴は問われません。誰でも受験可能です。

しかし、難易度は後ほど詳しく説明しますが非常に高く電験3種でも10%を切るくらいです。かなり事前準備をしないと合格出来ません。

 

ただし、受験科目は複数あって、合格した科目は次の試験では免除されます。あるいは、2種、1種の検定では一次試験に合格して二次で不合格になった場合、翌年は一次試験が免除されます。

こうした受験資格、免除措置についてはこちらで詳細をご確認下さい。

『電気技術者試験センター』

なお電験2種、電験1種が必要なのは、イメージとして発電所、変電所、大規模工場、大規模施設です。

 

発電所

 

多くの工場設備の保全業務には電験3種で事足ります。あなたがこれから電気主任技術者の資格を取得するならまずは電験3種からの受験をお奨めします。

 

◇電験3種の検定にはどんな問題が出るの?

電験3種の場合、次の4科目があります。

●理論

電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測から出題されます。

 

●電力

発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料から出題されます。

 

●機械

電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理から出題されます。

 

●法規

電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理から出題されます。

 

電験3種の場合は二次試験がありません。上記4科目だけの試験となります。4科目ともマークシート方式です。

最新の問題と解答をネット上で見ることが出来ます。こちらのサイトからどうぞ。

『試験の問題と解答』

私が調べたところ、電験3種の合格ラインの目安としては4科目とも60%の得点となっています。

 

◇電験3種の難易度(2018年度 合格率)

電験3種の他、2種、1種と合わせて最近の合格率をご覧下さい。

等級 受験者数 合格率
電験3種 42,976人 9.1%
電験2種 9,438人 4.0%
電験1種 2,099人 4.0%

 

●電験3種(2018年実績)

・受験者数 42,976人

・合格率 9.1%(3,918人)

 

●電験2種(2018年実績)

・受験者数 9,438人

・合格率 4.0%(381人)

 

●電験1種(2018年実績)

・受験者数 2,099人

・合格率 4.0%(84人)

 

過去の試験結果はこちらのサイトから見ることが出来ます。

『試験実施状況の推移』

 

最も合格者の多い電験3種でも合格率は10%未満、電験1種、電験2種は4%の合格率です。電験がいかに難易度の高い試験であるかお分かり頂けると思います。

この合格率を見ると在学中に電験3種に合格した同級生はやはり大したもんだと感心します。

 

最後にもう一度、電気主任技術者の転職先を探すのに役立つ転職サイトを7社紹介しておきます。

詳細は本文記事を参照下さい。